気づいたら1年もひとりで出かけてなかった

育児をしていると1日1日がたつのが早くて

あっという間に1か月過ぎてしまいます。

 

先日、夫に2人の子を預けて一人で外出しました。

最寄駅まではバスに乗っていかなければいけません。

出発前はなるべく家事を済ませて

行きたいと思ってやっていたので

バスには駆け込みで乗車してしまいました。

電車の時間もギリギリだったので

小走りでホームに到着。無事に予定通りの電車にのれました。

 

電車にのって一息つくと、

なんかこの感覚久々だなー。

と思ってみれば、もう1年以上も一人で外出していませんでした・・・。

 

1年って学校でいうと1年生から2年生になっちゃうんだよ?!

その間ずっと一人になることがなかったなんて・・・

どんな人生?!とびっくりしてしまいました。

 

始めはワクワクして

きょろきょろあたりをみまくってました。

子連れで電車に乗ると、周りに迷惑かけないかと

そればっかり不安になってよそ見している暇なんてないものです。

私が一番怖いのは子どもが他人の服を汚してしまうことです。

混んでいる電車なら、座った子どもが足をバタバタさせれば

すぐ目の前の人にぶつかってしまいます。

 

東京は綺麗な高そうなお洋服を着ている人が多いので・・・

白い服スカートをはいた女性が隣に座ってきたりしたらもう

ドキドキですよ。

 

そんな恐怖からも解放されて

自由にあたりを観察してました。

 

今はこんな広告がでてるんだー。とか、

女子高生の話の話題にちょっと耳をかたむけたり(ちなみに彼女らは好きなタイプの

ユーチューバーの話をしていました・・・今は好きな芸能人やドラマじゃなくて

ユーチューバーなのね。驚)

おしゃれな人のコーディネートをみたりしました。

 

ただ電車にのるだけなのに新鮮な体験ができてよかったです。

 

電車といえば、私は始発の電車がすきです。

始発列車に合わせて外をでれば

外はやっと日の出だったり、まだ真っ暗だったり

なんだか異世界にきた気分になります。

 

あたりは誰もいなくて、こんな時間に活動してるのは

私一人だけなんじゃないかな?

なんて思いながら駅に着くと、

ちゃんと人がいて安心するんです。

 

人の数も多くはないけど、少なくもない。

始発列車に乗る人たちにはみんなストーリーがあるような

気がして、ちょっと運命共同体のような

映画のワンシーンのような特別な空気感が

車内に広がります。

 

そして、3つくらい駅を通り過ぎるとだんだん人が増えてきて

一気に日常に戻ります。

 

この変わり際も面白い。

夢から覚めたような、夢中になって本を読んでて

はっと現実に引き戻されるような感覚に似ています。

 

久々に始発列車に乗りたくなってきました。